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『名前のない生きづらさ』について

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拙著(共著)『名前のない生きづらさ』を刊行させていただいた子どもの風出版会が、2020年3月末をもって廃業されることになりました。事実上、おひとりで担っておられた小さな出版社だったのですが、健康上の理由などから廃業を決めたとのことです。たいへん残念ですが、せっかく刊行した本については、今後も自力で販売していきたいと思っています。 『名前のない生きづらさ』は、刊行から3年で1150冊ほどを売り上げました。これまでに読んでいただいた方、また、断裁の危機を訴えた際に販売に協力していただいたみなさんには感謝の念に堪えません。初版が2000部だったので、まだ約850冊残っているのですが、400冊はこちらで買い取り、販売することにしました。残り450冊ほどは、やむを得ず断裁となる予定です。 なお、3月末までは、Amazonや本屋さんなどで購入することができます。1冊でも断裁される本は少なくしたいので、もし未読の方で買ってもよいという方がおられましたら、よろしくお願いします。 この本で、共著者である野田彩花さんは「生産性が重視されるこの社会で、私のような「何もしていない」存在は、いないほうがいいのだろうか。「生産性のない」と断じられた存在は、生きていてはいけないのだろうか」と問いを投げかけました。この本自体が、生産性があるとは言えず、細々としか売れてはきませんでしたが、ひきつづき、地道に販売していきたいと思っています。今後の販売の問い合わせは、下記までお寄せください。今後とも、よろしくお願いいたします。 >NPO法人フォロ(なるにわ)問い合わせフォームへ