多様な教育機会確保法案:今後の政治日程について

昨日、フリースクールと夜間中学校の合同議連総会を傍聴してきた。
昨日の総会で示された条文案は、下記にアップされている。
→条文案(未定稿)

11回にわたって開かれた立法チームでも、議員間で意見はまとまらず、昨日の総会においても、条文案は座長案として提案されていた。
そして、政治スケジュールは、今後、下記のような見通しになることがわかった。
・昨日の総会をもって、条文案は河村会長・馳座長あずかりになり、各党手続きに入る。
・10日間を目処に各党に持ち帰って審議(各党の文部科学部会・政務調査会など)。
・そのあたりの日程で、再度、議連総会を開く。
・そこで全会派一致であれば委員長提案となり、今国会成立の見通し。
・一致しなければ、臨時国会へ?(秋に開かれる?)。

馳座長は、総会後のマスコミ質疑で以下のように話していた。
「あくまで今国会への上程を目標にしているが、目標が達せられない場合もある。本音では委員会質疑があったほうがよいと思っている。国会の議事録に、文科省の答弁などをきちんと残しておいたほうがいい」。
全会派一致で委員長提案になると、委員会での質疑は実質なくなるそうだ。そのまま本会議に上程となる。それよりは、次の臨時国会で委員会を開いて審議したほうがよいと思っている、ということだろうか。
昨日の総会で出てきた論点は、基本的に、これまでと変わるものではなかった。
各党に持ち帰って、どのような審議になるのか、注目される。(山下耕平)
※意見を各党の文部科学部会に届けたい方は、下記サイトにリストがアップされている。
http://ftk.blog.jp/archives/41826313.html

コメント

  1. 多様な学び法案で、多様な意見をいったら、審議をさまたげるって、矛盾。怪しい。

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